Difyカスタムワークフロー構築:要件定義ワークシート

このワークシートは、あなたの「なんとなく楽になりたい業務」を、Difyで実装可能な「システム要件」に変換するための設計図です。

1. 業務の棚卸し(現状と理想)

項目内容具体例
業務名例:日報作成、顧客からの問い合わせ対応
現状の悩み (Pain)例:毎日同じフォーマットで書くのが面倒、過去の回答を探すのに時間がかかる
理想の状態 (Gain)例:箇条書きを入れるだけで日報が完成する、質問を入れるとマニュアルから回答案が出る
頻度・時間例:毎日30分かかっている → 5分にしたい

2. システム設計(Input → Process → Output)

Difyのワークフローは「入力」「処理」「出力」の3ステップで構成されます。

① Input(入力):AIに何を渡しますか?

※Difyの「開始」ノードで設定する項目です。

具体的な入力項目名:

例:user_input (問い合わせ内容), target_date (日付), uploaded_file (議事録ファイル)

② Process(処理):AIに何をさせますか?

※Difyの各ノード(LLM、知識検索、条件分岐など)を組み合わせます。

必要な処理にチェックを入れ、詳細を書いてください。

処理の流れ(フロー)を日本語で書いてみましょう:

1. ユーザーからの質問を受け取る
2. 社内マニュアル(知識)から関連情報を検索する
3. 検索結果が見つからなければ、Web検索を行う
4. 情報をもとに回答を作成する

③ Output(出力):最終的に何が欲しいですか?

※Difyの「終了」ノード、または画面上の表示です。

出力のイメージ:

例:
以下の構成で回答が表示される。
1. 結論
2. 詳細説明
3. 参考リンク

3. 開発ステップ(MVPの設定)

いきなり全部作るのは大変です。まずは「これだけ動けばOK」というライン(MVP)を決めましょう。

ステップ実装内容
Step 1 (MVP)
最低限の機能
Step 2
機能追加
Step 3
完成形

エクスポートデータの使い方

このアプリで入力した要件定義データを、AIチャット用プロンプトとして活用する方法をご紹介します。

AIチャット用プロンプト形式

「AIチャット用プロンプトを生成」ボタンをクリックすると、入力した要件定義データが任意のAIチャットにそのまま貼り付けられる形式のプロンプトに変換されます。

プロンプトは構造化されたテキスト形式で、以下の内容が含まれます:

  • 業務の概要(業務名、現状の悩み、理想の状態、頻度・時間)
  • システム設計(Input、Process、Outputの詳細)
  • 開発ステップ(Step 1、Step 2、Step 3)
  • AIへの依頼内容(具体的な質問項目)

JSON形式でのエクスポート

「JSON形式でエクスポート」ボタンからは、従来通りJSON形式でデータを保存できます。 ファイル名はrequirement-worksheet.jsonです。

JSON形式は、プログラムで処理する場合や、データの構造を確認したい場合に便利です。

プロンプトの特徴

  • コピー&ペースト対応: 生成されたプロンプトをクリップボードにコピーして、ChatGPT、Claude、DifyアシスタントGemなど、任意のAIチャットにそのまま貼り付けられます
  • ダウンロード機能: プロンプトをテキストファイル(.txt)としてダウンロードして保存できます
  • 構造化された形式: 入力データが整理され、AIが理解しやすい形式で出力されます
  • 即座に使用可能: 追加の編集や加工なしで、そのままAIチャットに送信できます

AIチャット用プロンプトの使い方

このアプリで生成されたプロンプトを、任意のAIチャット(ChatGPT、Claude、DifyアシスタントGemなど)にそのまま貼り付けて使用できます。

基本的な使い方:

  1. このアプリで要件定義を入力する
  2. 「AIチャット用プロンプトを生成」ボタンをクリック
  3. 生成されたプロンプトを確認する
  4. 「プロンプトをコピー」ボタンをクリックしてクリップボードにコピー
  5. 任意のAIチャット(ChatGPT、Claude、DifyアシスタントGemなど)に貼り付けて送信

対応しているAIチャット:

  • ChatGPT(OpenAI)
  • Claude(Anthropic)
  • DifyアシスタントGem
  • その他のAIチャットサービス

プロンプトのダウンロード:

生成されたプロンプトは「プロンプトをダウンロード」ボタンからテキストファイル(.txt)として保存できます。

保存したファイルは後から開いてコピー&ペーストできるため、プロンプトの管理や共有に便利です。

DifyアシスタントGemでの活用例

生成されたプロンプトをDifyアシスタントGemに貼り付けると、要件定義に基づいたワークフローの構築方法を丁寧に教えてもらえます。

期待される回答内容:

  • 必要なノードの種類と配置
  • 各ノードの設定方法
  • 入力から出力までの処理フロー
  • 実装時の注意点
  • Step 1からStep 3までの段階的な実装方法

高品質なDifyアシスタントGemの作り方

1. 要件定義の徹底
  • 明確な目的設定: 業務の棚卸しセクションで、現状の悩みと理想の状態を明確に定義
  • 具体的な入力・出力: システム設計セクションで、InputとOutputを具体的に記述
  • 段階的な開発: 開発ステップセクションで、MVPから完成形までの道筋を明確化
2. プロンプトの活用方法

このアプリで生成されたプロンプトは、すでに最適な形式で構造化されているため、そのままAIチャットに貼り付けるだけで使用できます。

プロンプトの特徴:

  • 入力データが自動的に構造化され、AIが理解しやすい形式に変換される
  • 業務の概要から開発ステップまで、必要な情報がすべて含まれている
  • 追加の編集や加工なしで、そのまま使用可能
  • 複数のAIチャットサービスで同じプロンプトを使用できる
3. 知識ベースの構築

DifyアシスタントGemに以下のような知識を追加すると、より高品質な回答が得られます:

  • Difyノードの種類と使い方: LLM、知識検索、条件分岐、HTTPリクエストなど
  • ワークフロー設計パターン: よくあるパターンとベストプラクティス
  • トラブルシューティング: よくある問題と解決方法
4. 反復的な改善
  1. 初回構築: 生成されたプロンプトをAIチャットに貼り付けて、基本的なワークフロー構築方法を取得
  2. テストとフィードバック: 実際にワークフローを構築して動作させ、問題点を洗い出す
  3. 要件定義の更新: 発見した問題をこのアプリの要件定義に反映し、再度プロンプトを生成
  4. 改善サイクル: このサイクルを繰り返して、品質を向上
5. 実装例

例: 社内ナレッジ検索チャットボット

このアプリで要件定義を入力し、生成されたプロンプトをDifyアシスタントGemに貼り付けると、以下のような具体的な構築方法が得られます:

  • 知識検索ノードの設定方法
  • LLMノードでの回答生成プロンプト
  • エラーハンドリングの実装方法
  • Step 1からStep 3までの段階的な実装手順
6. 品質チェックリスト
  • 要件定義が明確で具体的である
  • Input、Process、Outputがすべて定義されている
  • 生成されたプロンプトに必要な情報がすべて含まれている
  • プロンプトをコピーまたはダウンロードして保存している
  • 知識ベースに必要な情報が追加されている
  • 実際のワークフローでテストが完了している

その他の活用方法

  • プロジェクト管理: 生成されたプロンプトをチームで共有し、開発計画のベースとして使用
  • ドキュメント化: ダウンロードしたプロンプトファイルをドキュメントとして保存
  • バージョン管理: プロンプトファイルをGitで管理し、要件定義の変更履歴を追跡
  • 複数のAIチャットでの比較: 同じプロンプトを複数のAIチャットに貼り付けて、回答を比較
  • JSON形式でのエクスポート: プログラムで処理する場合は、JSON形式でのエクスポートも利用可能

プライバシーとセキュリティ

このアプリは、あなたのデータのプライバシーとセキュリティを最優先に設計されています。機密情報を含む業務課題を安心して入力いただけます。

入力データの保存場所

  • 入力されたデータはブラウザのメモリ(RAM)にのみ一時的に保存されます
  • ローカルストレージ、セッションストレージ、Cookieには一切保存されません
  • サーバーにデータを送信することはありません
  • データベースに保存されることはありません
  • ページを閉じると、すべての入力データは消去されます

技術的な詳細

このアプリは、Reactの状態管理(useState)のみを使用してデータを保持しています。状態はブラウザのメモリ上にのみ存在し、以下のストレージには一切アクセスしていません:

  • localStorage
  • sessionStorage
  • IndexedDB
  • Cookies

すべての処理がブラウザ内で完結

  • すべての処理はブラウザ内で完結します
  • サーバーサイドのAPIやデータベースは使用していません
  • 外部サービスへのデータ送信は行いません
  • エクスポート機能もブラウザ内で完結し、ファイルはローカルにダウンロードされるのみです

エクスポート機能について

「AIチャット用プロンプトを生成」や「JSON形式でエクスポート」機能で生成されるファイルは、お使いのデバイスにのみダウンロードされます。生成処理もブラウザ内で完結するため、データが外部に送信されることはありません。

透明性の確保

  • すべてのソースコードはGitHubで公開されています
  • コードを確認することで、データが保存されないことを検証できます
  • データベース接続、API呼び出し、ローカルストレージの使用がないことを確認できます

検証方法

GitHubリポジトリのコードを確認することで、以下のことを確認できます:

  • データベース接続コードが存在しないこと
  • API呼び出し(fetch、axios等)が存在しないこと
  • ローカルストレージ関連のコード(localStorage、sessionStorage)が存在しないこと
  • すべての処理がクライアントサイド(Reactコンポーネント内)で完結していること

GitHubリポジトリを確認

ソースコードを確認したい場合は、GitHubリポジトリをご覧ください。コードの透明性により、データの取り扱いを完全に理解できます。

機密情報を含む業務課題の入力が可能

このアプリは機密情報を含む業務課題を入力しても安全です。データは一切保存されず、ページを閉じると完全に消去されます。

エクスポートしたファイルは、お使いのデバイスにのみ保存されます。

安全に使用するために

  • 企業の機密情報を含む業務課題も安心して入力できます
  • 個人情報を含むデータも、ページを閉じれば完全に消去されます
  • エクスポート機能を使用した場合のみ、データがデバイスに保存されます
  • エクスポートしたファイルの管理にはご注意ください

重要な注意点

  • エクスポートしたファイル: エクスポートしたファイルは、お使いのデバイスに保存されます。ファイルの管理にはご注意ください
  • ブラウザの開発者ツール: ブラウザの開発者ツールでデータを確認できますが、ページを閉じると消去されます
  • 複数タブでの使用: 複数のタブで同じアプリを開いている場合、各タブのデータは独立しています

エクスポートファイルの管理

エクスポート機能を使用してファイルをダウンロードした場合、そのファイルはお使いのデバイスに保存されます。機密情報を含むファイルは、適切に管理してください。

  • 不要になったファイルは削除する
  • 機密情報を含むファイルは、暗号化やアクセス制限を検討する
  • 共有する場合は、相手先のセキュリティポリシーを確認する